私たち夫婦はまずアメリカのオレゴン州に渡米しました。
その2ヶ月後にアリゾナ州に引っ越しすることが決まっていたので、それまではホテル暮らし。(結果的にオレゴン州では3件の宿泊施設を移動しました)
私にとっては初めてのアメリカ!
キッチン付きの長期宿泊者用のホテルを用意してもらい、
アメリカのホテルってキッチンもついてるなん凄い〜!どんな部屋なんだろう!
とワクワクしながらホテルへ。
アメリカに来て1〜2週間ほど経ったそんなある日、夜の8時ごろに急に部屋の扉を
ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!と
もの凄い勢いでノックされました。
夫が出ると、「Are you cooking?!」と男の人が大声で問いかけてくるとともに廊下から白い煙が入ってきました。
廊下ではスタッフと数名の宿泊客が慌ただしく走っていました。
どうやら同階のどこかで火災のようです。
私は状況が分からず呆然と立っていましたが、夫がとにかく外へ出よう!と促し2人で非常階段を使って外へ。
その間火災報知器が鳴り始め、ますます緊迫した状況になりました。
ホテル宿泊者の多くが外へ逃げ出ていましたが、幸いにも日が長い季節だったので外は明るかったです。
その後消防車とパトカーが到着し、消防隊員がバールのようなものを持って続々とホテルの中へ入っていきます。
私たちは急に部屋を飛び出してきたので貴重品は何も持って来ていなかったので
「アメリカに来てまだ1〜2週間なのに、全て失ったらこの先どうなるの?!」
と焦り&恐怖感MAX!! 私は半ベソを書いていました笑笑
1時間ほど外で待機した後、許可が出たのでホテルへ戻りました。
原因はよく分からないままでしたが、1人の高齢者の方がポリスに事情聴取されていました。
もう日本に帰りたいよ〜〜〜〜泣泣と言いながら夫と部屋に戻りました。
しかし!!ここで終わらなかった、、
この2日後にまた火災報知器が鳴り始めました。
また?!!
でも今回は廊下に煙はなく、どこで異常があったのか分からないレベルでした。
誰かのイタズラだろうと、部屋から逃げない人たちもいましたが私たちはとりあえず外に逃げました。
前回同様、消防車とパトカーが到着し隊員たちがホテルの中へ。
しかし今回は30分くらいで調査は終わり、どうやら何もなかったみたいでした。
もう日本に帰りたいよ〜〜〜〜泣泣(Part2)
と言いながら落ち込む私に夫は
出張によく行ってた俺でも、こんな事初めてだから!滅多にないから大丈夫だよ!
と必死に慰めてくれてました。
初めての異国の地でこんな事があったら怖いですよね。
これから始まる長いアメリカ生活の壁を思い知らされました。笑