早くも出産から1ヶ月が経ちました。
初めての出産・育児にもかかわらず、海外生活。
日本から家族をヘルプに呼ぶことも難しく、夫は育休もなく、日中はワンオペ。
夜や休日は夫がいるけど、2人とも右も左もわからないので、とりあえずネットで調べて見よう見真似でした。
この1ヶ月はとにかく毎日必死に生きていました笑
出産からこの1ヶ月間のことを記録しようと思います。
出産レポはこちらの記事を参考ください
ママ(私)の経過
母乳
産んだ後、母乳(breast milk)とミルク(formula)のどちらで育てるつもりか聞かれました。
ママのスタイルに合わせてストレスがない方のどちらでもいいと思います。
でも私が混合と答えたら母乳の重要性を説明され、完母でいけと言っているような指導でした。笑
その後ラクテーション(授乳指導)の専属の人にも聞かれたので、混合でいきたいからミルクの与え方も教えて欲しいと伝えたら、同じく母乳の重要性を説明されてミルクの話はスルーされました。笑
初乳には免疫成分が多く含まれており、産まれてお腹の外に出たベビーに免疫をつけさせるためにとても重要です。
もちろん初乳は大事なので頑張って与えたいと思っていましたが、最初は全くでず乳頭を手で押したら数滴滲み出てくるん感じでした。
それでもいいからティースプーンなどですくって飲ませなさいと言われました。
ベビーの方も初めて母乳を飲むわけだから飲み方も下手and私も抱き方や咥えさせ方が下手。
ということで飲ませたいママと咥えたくないベビーの矛盾合戦が始まります。
私は乳頭が短くてベビーが咥えにくいと言われたので病院でニップルシールドをもらいました。↓これです
これを使うとベビーが咥える部分が長くなるので、無い時より咥えてくれるようになりました。これがないと吸ってくれませんでした。
ミルクは消化に時間がかかるため3時間以上空けないといけませんが、消化の良い母乳はベビーが泣くたびにあげて大丈夫です。
しかし最初は母乳が全然出ないので、ママの母乳生成が軌道に乗るまでは30分〜1時間おきに授乳しなさいと言われました。母乳を出した分だけ生成されるので退院してからも根気強く授乳をがんばりました。
生後1週間ほどで少し出るようになってきました。そのタイミングで搾乳機が届いたので搾乳を始めました。
そして、完母スタイルから混合に変えました。顔を振って咥えることを拒否され続けるのに心が折れました笑
基本ミルクを与えて、搾乳した母乳が溜まったら次の回に哺乳瓶で母乳を与えるスタイルです。
3時間おきに搾乳をしていました。
母乳生成はホルモンの分泌の影響で夜間の方が多く作られるため、夜中の搾乳は忘れないように気をつけていました。
生後1週間で1回の搾乳で両胸合わせて30mlほど取れました。生後2〜3週間で両胸で40ml。朝イチなどは両胸で50ml取れる時もありました。
母乳を拒否られなくなったので気持ち的に楽になりましたが、搾乳するのがめんどくさい!!!
ミルクあげる→搾乳→搾乳機や哺乳瓶洗う→泣いたときはあやす この一連の流れをやっているとすぐ3時間経つし休む暇もない!
生後3週間くらいからミルクをあげても寝なくなったので、あやすのに手一杯で搾乳ができない時もありました。
搾乳ができないと勝手に溢れてきて下着がベチョベチョになるので母乳パッドは必須でした。
でも搾乳ができないときが続いてくるとだんだん母乳生成量も減ってきて、生後4週ごろで完ミに。生後5週目あたりでほとんど母乳は出なくなりました。
私が使った母乳パッドと搾乳機は以下に紹介してます。
会陰亀裂
会陰切開はしなかったので、分娩の時見事に会陰に亀裂が入ってました。
出産の瞬間を鏡で見させてもらったので傷も見えました。なかなかグロテスクだったので得意でない方は見ない方がいいかも。。。笑
私はいい経験になったと思ってます!
無痛分娩だったので痛みは全く感じなかったので亀裂が入っていることに驚きました。
ベビーがでた後は助産師さんが傷を縫ってくれて、産褥ショーツや産褥パッドをつけてくれて冷却剤をあててくれました。
トイレに行くときは麻酔が残ってて危ないから必ず声をかけるように言われました。
退院後3〜4日経ってから会陰の傷が痛み始めて、歩くとき、座るときが辛かったです。
速攻でAmazonでドーナツクッションを買いました!!
産後3週間あたりで痛みは無くなりました。
浮腫・腰痛
産んですぐは浮腫っぱなしで、ベビー+胎盤+羊水など出したはずなのに3kgほどしか体重は減っていませんでした。
産後2週目あたりで、びっくりするくらい尿量が増え体重が産前より−6kgになりました。
それでも手の指はパンパンでまだ浮腫んでいます。
運がいいことに出産の影響による腰痛は特に感じませんでした。
が、ベビーベッドからベビーを抱え上げたり下ろしたりする時に私の身長が低すぎて腰が痛くなりました笑
ベビーの経過
ミルク
ミルクの量はミルク缶に書いてないし、教えてもらえなかったので皆無。
Meijiなど日本の粉ミルクメーカーが出している目安料を参考にあげていました。
生後7日までは、1回量は生後日数×10mlであげていました。生後3日目なら1回30mlを3時間ごと。
8日目以降は80mlをある程度続けて、ベビーが満足していないようなら90mlに増やすというような感じで増量していきました。
だいたい生後14日過ぎたあたりで1回90mlに増やした気がします。
生後2週目の検診で適正体重の範囲に入っていたのでミルクの量は適切と言われました。
ちなみに平均で体重が30g/日くらいであればOKだそうです。
生後1ヶ月の頃には1回130mlまで増えました。
おむつ替え
うちのベビーはうんちは3〜4日1回爆発的な量を出します。それまでは全くうんちが出ず、おならが多いだけなので心配しましたが病院では大丈夫と言われました。
おしっこは量が多く、
1日で15〜20回ほどでます。
新生児の時HUGGIESのNサイズではおしっこが漏れてしまっていました。パンパースが少し深めの設計なので、パンパースにしたら漏れなくなりました。
沐浴
日本みたいに沐浴指導はなかったのでネットで調べながら見様見真似でやっているので、正しい方法かはわかりませんのでご了承ください。。
ベビーバスにぬるめのお湯を張って、夫が手で支えてベビーをお湯につけている間に私がガーゼでお湯をかけた後泡石鹸で洗ってあげるというスタイルです。
湯温計は買わなかったので、肘をつけてみてぬるい程度の温度で入れています。
これは夫の会社の社長の奥様に教えていただきました。
アリゾナは乾燥がつよいので毎日入れると肌荒れすると聞いたので、2〜3日に1回、または爆発的な量のうんちをして体が汚れた日に沐浴させていましたが、臍の緒が取れたあとのお臍がジュクジュクしているので体を拭く程度にするよう指導されました。
睡眠
生まれてすぐは生きてるかな?って心配になるほど寝てくれていましたが、3週目あたりからミルクを飲んでも寝なくなりました。
いわゆるメンタルリープというやつだと思っています。
日中はトータルで3〜4時間寝てくれたら良いほうです。
夜は比較的寝てくれるので22時過ぎに寝て4〜5時間は続けて寝てくれます。
4〜5時間経つと、おむつが気持ち悪いのかぐずってきます。
そのときおむつをサッと替えてミルクをあげたら、また朝まで寝てくれます。
運よくおむつ替えとミルクがサッと終わってまた寝てくれるパターンが続くと、朝の9時ごろまで寝てくれてます。
寝るまでのルーティーンを作るといいと聞いたので、私たちは20時〜22時頃にミルクを飲ませたら、そのまま寝室に連れて行って寝かせます。
起きそうだったたらおしゃぶりをあげます。
部屋を真っ暗にして少しブラインドを開けて外からの光だけにしています。
最初は間接照明を付けていたのですが、真っ暗にした方が寝てくれることに気がつきました。
皮膚症状
産まれて次の日から乳児湿疹が出てきて、最初はびっくりしました。
小児科の先生はだいたい場所を変えながら全身に出るが治るので問題ないと言っていました。
また、全身の皮膚が脱皮のように剥け始めました。これはお腹の中にいる時の胎脂が剥がれてきているのだそうです。
新生児ざ瘡や乳児脂漏性皮膚炎も出てきました。
これはママのお腹の中にいるときにもらったホルモンの影響だそうです。
数ヶ月以内に治るそうですが心配で、できるだけ汗をかきやすいところは拭いてあげて保湿クリームを塗りました。
↓を参考にしました。
準備しておいて良かったもの
産前に準備したものはこちらの記事で紹介しています。
この中でも、実際にあって良かったものをお伝えします。
- 母乳パッド 母乳生成量が増えてくると下着が母乳でびちょびちょになるのであってよかったです。これは接着面が上下の2箇所についていて、日本から少し持ってきたものより使いやすかったです。
- 搾乳機 我が子はおっぱいを全然くわえてくれなかったので、搾乳した母乳を哺乳瓶で与えてました。また、搾乳機は保険でカバーされて無料でゲットできるのででに入れた方がいいです!笑。母乳生成量を促すために搾乳を頑張りました。
- ニップルクリーム ベビーにおっぱいをくわえさせていると、意外と吸う力が強くて乳頭に亀裂が入ったりします。そんな時これを塗ると痛みがマシになる気がしました。でも1ヶ月ほどで完ミになったのであまり使いませんでした。
- お世話セット用のワゴン これにオムツや着替えなどベビーのものは全て入れています。リビングと寝室の移動もこれを持っていけば良いので凄く楽!しかも、このワゴンは意外と軽くて楽に運べました。
- フィルター付きシャワーヘッド アリゾナは超硬水なのでこのフィルター付きシャワーヘッドをつけて良かったです。一度、フィルターの交換時期がきていたのに気づかず使っていたところ、沐浴後にベビーの肌に湿疹ができたことがありました。フィルターを交換した所、沐浴後に湿疹が出ることは無くなりました。
- 泡タイプの全身用石鹸 泡立てなくて良いので楽!!!沐浴の時って、ベビーが泣いてしまったり、暴れたりするので泡立ててる余裕がない!!泡なので皮膚への刺激も少なくすんでると思います。
- 泡タイプの食器用洗剤 これも上と同様、泡立てなくて良いので楽!!毎日哺乳瓶を使うので意外とたくさん使います。これは詰め替えもセットなのでラッキーと思って書いました!笑
- 洗濯物干しラック アメリカは基本洗濯物は乾燥機に入れるので外干しの文化がない!!でもベビーの服は傷めたくないのでコレで部屋干ししてます。ついでに自分たちの傷めたくない服もこれで干してます。
- ベビー服用ハンガー 最初はハンガー買うの忘れてました。水通しのことを考えているときに、大人用のハンガーじゃダメじゃん!!と気づきすぐ書いました。コレは40本セットでカラーバリエーションも豊富だし、服のサイズに合わせてハンガーが伸ばせるのでお気に入りです。
- ドーナツクッション 産後は会陰の傷が痛過ぎで椅子に座れないので本当にあって良かったです。
- ベビーバス アメリカの浴槽は浅めだし湯船に浸かる習慣もないため、もちろんコレがないとダメでした。湯温計がついていた方が便利です!
- ベッドインベッド 英語では「Baby Lounger」と調べたら出てきました。ベビーベッドも使っていましたが、慣れてきたら私と夫の間にコレを置いて寝かせていました。夜中に泣き始めた時すぐに確認できるので本当に買って良かった。かわいい寝顔を近くで見れるのも幸せです。
- ネックピロー メンタルリープがきて泣き止まない時、1日中抱っこしていないといけない時があります。そんな時これをつけてソファに座って抱っこしています。とっても楽です。
私があって良かったと思うものはこんなところでしょうか。思い出したらまた随時追加します☆
出産の準備をするときは、とりあえず最低限でいいと思います。不安が多いと思いますがなんとかなります!!
ストレスを抱えるくらいなら便利なものに頼ってみてくださいね☆
最後まで読んでいただきありがとうございました。